関節の痛みー顎関節症について
関節の痛みー顎関節症について
顎関節症は現在のところ治りにくい疾患のひとつです。
顎関節症とは
顎関節や咀嚼筋等の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とし、
類似の症候を呈する疾患を除外したもの。ー顎関節症の診断基準(日本顎関節学会 1998 年)
顎関節症の標準的な治療法として、上顎型スタビライ ゼーションスプリント治療(いわゆるマウスピース)があります。
咀嚼筋痛を主訴とする顎関節症患者において、スタビライゼーションスプリントは、有効か?
咀嚼筋痛を主訴とする顎関節症患者において、適応症・治療 目的・治療による害や負担・他治療の可能性も含めて十分な インフォームドコンセントを行うならば、上顎型スタビライ ゼーションスプリント治療を行なっても良い。
(GRADE 2C:弱い推奨 / “低”の質のエビデンス)。 日本顎関節学会ガイドラインより
原因としては、関節に器質的変化(関節円盤損傷など)、関節の不整などがありますが、この疾患の特徴として、ストレスなど、精神的・心理的なものが原因のひとつとして大きく扱われているところがあります。
整骨院での顎関節症の治療は、レーザー治療・マッサージ・関節アライメント調整・超音波治療などのリハビリを行ないます。
顎関節症の代表的なリハビリをご紹介します。
私は高校生の頃から30歳代後半に顎関節症を患いましたが、滑舌トレーニングをしていたらほとんど気にならなくなりました。
例えばこの動画のようなものです。
顎関節が正しく動いている事が大切と思われます。
姿勢も大切です。
猫背で首が前に出た姿勢では顎関節痛が出やすくなります。
http://www.kokuhoken.or.jp/exterior/jstmj/file/guideline_TMJ_patient.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjoms1967/26/6/26_6_1508/_pdf