喫煙は筋骨格系にも影響及ぼす
Smoking and the Musculoskeletal System Position Statement - AAOS
喫煙による健康被害といえばまず肺への害が思い浮かぶ。しかし、喫煙の身体への影響はそれにとどまらず、骨や筋肉にまで及ぶ。
米国整形外科学会(AAOS)によると、喫煙は筋骨格系に以下のような影響を及ぼすことがあるという:
・骨粗鬆(しょう)症のリスク増大。
・骨密度(bone density)の低下。
・骨への血液供給が減少するため、骨細胞の形成が遅くなり、カルシウム吸収が阻害される。
・エストロゲン療法の効果が低下。
・股関節骨折のリスク増大。
・回旋腱板損傷のリスク増大。
・腰痛および関節リウマチ(RA)をもたらす。
・骨折後の治癒期間の延長。
(HealthDay News 4月28日)
肩や腰の痛みが治らない喫煙者の方は、禁煙を検討されてはいかがでしょうか・・・