「おおらか」と「のんき」の違い
おおらかとのんきの意味の違い、今まではそんなに深く考えた事がなく、
「おおらか」=良いイメージ、「のんき」=あまり良くないイメージ、くらいの認識。
最近、自然に頭に浮かぶので調べてみた。
以下転載
おおらか
- [共通する意味]
- ★心がゆったりとしてこせこせしていないさま。
- [英]
- broad-mindedness
- [使い方]
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- 〔大らか〕(形動)▽大らかにのびのび育った子供
- 〔大様〕(形動)▽孫のいたずらを大様に見過ごす
- 〔おっとり〕(副)スル▽お嬢様育ちでおっとりしている
- 〔鷹揚〕(名・形動)▽彼は鷹揚にうなずいた▽鷹揚な態度
- [使い分け]
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- 【1】「大らか」は、心が広くのびのびとしているさまを表わす。
- 【2】「大様」は、落ち着いていてこせこせしないさま。「鷹揚」は、
- 心に落ち着きやゆとりがあり上品なさま。「大様」と混同して使われる。
- 【3】「おっとり」は、こせこせしていないで、のんびりとしているさまを表わす。
のんき
[共通する意味] ★心配事や苦労などのないさま。
- [使い方]
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- 〔気楽〕(形動)▽一人暮らしは気楽でいい▽気楽にやっています▽気楽な人
- 〔のんき〕(名・形動)▽こういうときにのんきに構えている場合ではない▽のんき者
- 〔安楽〕(名・形動)▽安楽な生活を夢みる▽安楽椅子(いす)▽安楽死
- [使い分け]
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- 【1】「気楽」は、気にかかることもなく、心が楽であること。
- 【2】「のんき」は、心配事や苦労などがなく、気持ちや性格がのんびりとしていること。
- 【3】「安楽」は、体や心が安らかで楽であることや穏やかであること。
- 【4】「気楽」は、その人が置かれている状態についていうことが多いが、「のんき」は、
- もともとの性格についていうことが多い。
- 【5】「のんき」は、「呑気」「暢気」「暖気」と当てる。
まあ、大体イメージ通り。
「おおらか」には、『リスクを重々承知しているが慌てず、騒がず、冷静に構える』
という意味が内包されているイメージがある。
私は根本的に自分の事を「のんきな性格」と思っているが、
常々、「おおらかな性格」になりたいと思っている。
しかし、これは非常に難しい。
若い頃はそうなれない事が苦しい時もあったが、今はそうでもない。
少しはおおらかになったかな。