中高年齢のひざの手術はよく考えた方が良いかもしれない、大した効果がないのに弊害が大きい場合がある
中高年齢のひざの手術はよく考えた方が良いかもしれない、大した効果がないのに弊害が大きい場合がある
効果は半年しか続かないという報告も
中高年齢の慢性的な膝の痛みに対して、膝関節鏡での手術の効果は長くて半年しか続かず、それどころか重大な弊害をもたらす場合があるという。
デンマークの南デンマーク大学の研究グループが、有力医学誌BMJ誌に2015年6月16日に報告した。
手術を行うことによる危険もある
もう一方で、9件の研究では、手術によってもたらされる弊害について報告をしている。
数は多くなかったものの、深部静脈血栓症(DVB)、いわゆる「エコノミークラス症候群」のように静脈に血栓ができて肺まで流れて問題を起こす病気が最も起こったという。その他には、感染症、肺血栓塞栓症(肺動脈)、中には死亡という例も報告されている。
研究グループによれば、関節鏡での手術は、まれにとはいえ重大な幣害もある上、治療のメリットは運動療法の方が大きいとしている。
整骨院、接骨院、鍼灸マッサージ、カイロプラクティックなどの治療者は良く遭遇するケースで、
病院などで手術をすすめられたが、手術をせずに何とか治したいという方を治療し治った。または日常生活はほとんど支障なく過ごせるまでになった。というもの。
中高年の、スポーツ外傷などの突発的な怪我以外の障害の方で、手術したがる方は、
特に運動療法が嫌いな方が多い印象があります。
人の好き嫌いに立ち入るのはどうかと思いますが、
運動、食事、安静などの「養生」を適切に行なう事で解決出来る事が沢山あります。
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